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キッチン背面収納の工夫

O様邸のキッチン背面収納の引き出しや棚、デザインの工夫について紹介します。

 

 

一般的なキッチン背面収納に見えますが、O様に合わせたいろんな「ひみつ」が隠れています。

 

小窓のひみつ

 

まずは、カウンター上の小さな開口。

これはプランニングしているときにオススメしたものです。

 

開口の奥はユーティリティ。

ユーティリティは洗面・脱衣と隣り合っていて(引戸で間仕切られていて)、主に洗濯のための空間になります。

ご夫婦とお子さんとの一日の暮らしの流れについて伺った時に、お料理をしているとき、もしくはキッチンで片付けをしている時にお子さんがお風呂に入るかも・・・という話をされていました。

洗面所はキッチンと隣り合っているけれど、見える場所には無い。

それなら風通しのことも考えてキッチンから洗面所(実際は隣のユーティリティ)が見えるようにしたらどうか、というアイディアで作ったのがこの小窓です。

お子さんが小さいうちは、ユーティリティと洗面所の扉はあけておいて、お風呂の様子を感じながらキッチンで作業ができる、という間取りなんですね。

 

ワゴン上のOPEN棚

 

そして、その小窓があるから設けたのが、ワゴン上(カウンター右下)のOPEN棚。

 

ここにはすぐ洗濯に出せるようにふきんやタオルなど、すぐ洗うものを置きたい、とのことでOPENにしています。もちろん、この小窓からユーティリティに出せるように。

 

また、風通しもよくなるので、一番右の吊戸棚は水切り付になっています。

 

理由あってのデザインなのです。

 

4段引き出し

 

キッチン引出し

 

引出しは4段。

最近カウンターのあるキッチン背面収納は、カウンターが高めになるケースが増えました。収納力が増しますから!!

一番下の引出しは、パスタポットや水筒が入るような深さ。

一番上はカトラリー用ですが、2番目はコップや小皿などを置いても良いようになっています。

O様邸の場合、見せる食器は別の食器棚に置く予定なのでこちらは全て中が見えない扉になっています。

 

古美色の取っ手

 

基本的に取手は使わないデザインにしていたのですが、箱の重さから考えても取っ手がある方が使いやすいな・・・と判断し、O様と相談してこの取手を選びました。

 

みゆう設計室のデザインした造作家具では、この真鍮古美色よく使います。

木の色に合わせやすいんですよね。

もちろんアイアンも使うことがありますが、手を振れるところに素材感があると良いのかもしれません。

 

2カラーのキッチン背面収納

全体像

 

キッチン背面収納も2カラー。

リビングはカウンターのみが濃茶でしたが、キッチン背面収納はカウンターより下は茶系にしています。リビングカウンターより、濃さはすこし控えめにしてあります。

 

キッチンだと足に近い位置の収納が白だと汚れそうなイメージ・・・
でも、上部が濃い色だと圧迫感を感じるかな・・・

と思った時はこんな色分けも有りだと思います。

 

ちなみにカウンターの天板はメラミン白色。

料理をするときに、やはり白が一番料理の色合いを良く見せます。

健康管理を考えて、基本的には白をオススメしています。

 

ほかの家具と一体に見えるように

 

 

吊戸はリビングの吊戸と統一感を持たせています。

 

吊戸の効果で、全体が一連の家具であり、統一されているように見えます。

広いLDKになったときに統一感があるかは、家具や内装にかかってきますね!

シンプルなかたちではあるけれど、使い方に合わせたキッチン背面収納をデザインしています。

 

この記事のお住まい

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