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外からの「汚れ」を玄関でシャットアウトする

男子の子育て中の母によくある悩み。

「家中砂だらけ」

 

玄関は砂場と化し、犯人がどこに行ったか一目瞭然の足跡が廊下に残る。

我が家は息子が中学生になっても、帰宅するとなんとなく室内に砂感があります。

 

それは我が家だけの悩みかもしれませんが、靴や泥で汚れた服、土のついた野菜、学校の習字道具や絵の具のパレットはどこで洗うのか、考えて家づくりをすると、家事のストレスを軽減できます。

 

玄関やシューズクロゼット内にマルチシンクがある。

 

 

「インナーテラスの家」は3階建て住宅。
そのため暗くなりがちな玄関には風を通し、光を入れること、さらに家のストック品や靴などを置ける玄関横納戸と車庫とのつながりを作るために、玄関土間を広く設けています。

 

この広い玄関土間に設けたのが、手洗い・つけ置き洗いなんでも対応できるシンクです。

 

折れ戸の中に隠れています

 

このシンク、扉の中に入っています。

 

シンクはみゆう設計室が設計する洗面所でもよく好まれて使われる、TOTOの病院用流し。

少し深いのでつけ置きをしてもよし、バケツを置いてもよし。

下部は土間なので、ここにバケツを置いていても大丈夫です。

 

車庫からも直接入れる玄関ですし、帰ってきて汚れ物を部屋に持ち込むことなく下洗いすることが可能になったとのこと。

保育園での汚れ物、靴なども洗えますし、帰宅時にここで手を洗うことも可能です。

 

 

扉の中に入っていますので、普段クローズしていれば普通のクローゼットに見えますね。

つけ置きしていても、隠しておけます。

 

室内に汚れを持ち込まずに済みますね。

 

洗面所はスタイリッシュなボウルを使える

 

玄関周りに限らず、つけ置き洗いをする場所を設けると、洗面所にスタイリッシュなボウルを使えます。

 

 

玄関前に手洗いを設けるだけでも、ウイルスなどをシャットアウトできる

 

「キッチンを囲む家」の場合は家族用玄関の前に手洗いを設けています。

 

家族用玄関前の手洗い

 

帰宅して手をすぐ洗い、うがいをすると、室内にウイルスなどを持ち込まずにすみますし、清潔にすることの自立をうながすことも可能ですね。

お子さんのお友だちが遊びに来ても、みんなで使える手洗い。

家族のプライベート空間でもある洗面所に誘導することなく、すぐに手洗いができるのも魅力です。

 

1階のLDKとトイレと玄関の間にあるこの手洗い。

帰宅時以外にもかなり使われる手洗いになったようです。

 

 

土のついたお野菜も安心して洗える

 

「家族が集う家」の場合は勝手口にマルチシンクを設けています。

土のついたお野菜を洗えるように、ということで設けています。

今は家庭菜園を楽しむ方も増えていますものね。

台所や洗面所で洗うのはちょっと抵抗がある、というものもガツガツ洗えます。

 

シンクの下は土間なので汚れても大丈夫

 

キッチンの隣に勝手口があり、そこにマルチシンクを設けています。

前述のように「靴」「学校の絵の具や習字道具」をお子さんが洗うときに汚れても気にならないシンクが欲しいという要望でもありました。

そのため、シンク周りはステンレスを貼り、床は土間に。

 

学校の道具や靴は自分で洗ってほしいけれど、きれいにするために洗っているにも関わらず汚れはそこら中にはねてしまいます。

我が家も初めて絵の具道具を家で洗われたときには大変ショックを受けました(笑)

 

絵の具パレットを洗っているのに、壁に絵の具が付いているとは!!

 

そんな状況にも耐えられる家にしておくと、母のストレス軽減。

片付けやすく、家事育児の負担が少ない家になります。

 

このコラムに登場するお住まい

インナーテラスのある家


 

キッチンを囲む家


 

家族が集う家

Miyu
みゆう設計室代表・神戸の女性一級建築士。 母・主婦目線で家族の暮らしから住まいをデザインします。 ご飯が美味しくなった!と言われる家、家事負担を減らし、リラックス時間を楽しめる家の設計はお任せください。中学生兄妹、年子の母。 家族と家づくりとヴィッセル神戸が大好き。