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動線も短いし、物も少ないけれど・・・

メゾネットタイプマンションにお住まいのY様からのご相談。
奥様が春からフルタイム出勤になるとのことで、その前に少し家を見直しておきたい、部屋の動線の改善、スッキリしたリビングにしたい、という内容がメインのご相談でした。

まず、動線について見せてもらいましたが、動線はコンパクトで無駄な動きはしなくて済みますし、部屋のつながりも良い間取りでした。
間取り図を先に拝見していた時に、収納が少ないな・・・と感じていたのですが、持ち物をできるだけコンパクトにしたいと思われているため、思ったより収納スペースが不足している感じでもない様子。

ただ、普段生活しているスペースで、少し物が溢れている。

物が少ないからこそ、溢れる部分がすっきりせず、気になるのだと思います。

 

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画像でクリーム色に示した範囲の中で、壁の補修がしたいとのこと。

壁の補修をするのであれば、低い位置であったので腰板だけ貼ったり、一部だけアクセントとなる大柄の壁紙などを貼っても良いのかなとお話しました。

またこの奥の収納も上手に使われているのですが、少しすっきり見えない収納部分のアドバイスや、お子さんの持ち物を片付ける高さ方向の範囲などもアドバイスしています。

この階段横に画像でブルーで示した範囲が窪みとなっています。
ここにクローズできる収納家具がある方がいいな、と感じました。

この部分にお子さんの荷物やおもちゃ、本など、またリビングで使う物を収納できるようになると格段にすっきり感が増すと思います。

 

 

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LDKでもダイニングテーブルを使われていないので、広々とした印象。
でも、仕事から帰ってきてカバンをソファや床に置いてしまう、とのこと。
ソファが使われていない印象です。

(伺ったら、あまり使えていない、とのことでした)

このソファゾーン、カバンやノートパソコン、書類などが置けるデスク、もしくは収納ベンチにしてあげたら、居心地の良いゾーンになりそうです。

ダイニングテーブルが無いため広く空間が使えていますが、その分、モノの定位置ができにくく、今過ごしている場所もコンパクトにまとめられてしまっているので、「居場所」をふたつに分けてあげても良いと思うのです。

 

 

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あとはLDの「居場所」を確認していた時に、普通居心地が良いと感じるゾーンで、お隣のマンションからの目線が気になって居心地がよくない、と言うように言われていました。

観葉植物を置く生活がしたい、とのことでしたので、葉が高い位置に茂る植物にするか、カーテンボックスから蔦が下がってくるような植物を置いてあげると良いかも。

 

というようなアドバイスをしてきました。

他にもキッチンや玄関収納、2階の使い道についてお話しましたが、すごく頑張って物を減らしているのに、それでも物は増えるしすっきりしない、というように悩まれていたようです。

断舎利して、モノが少ないとすっきりした暮らしができますが、必要なものもありますよね。

そこを無理して処分する必要はありません。

使わないかもしれないものを持っていることで気持ちがモヤモヤするようであれば捨てればいい。でも捨てられないと思うのであれば、期間を決めて悩めばいい、と思うのです。

頑張って物を減らしている様子、すごく分かりました。

物を増やすのではなく、使う物を使う場所に収納できる収納スペース。
それがあるだけで、部屋のスッキリ感がぐっと変わってくると思います。

気楽に、頑張ってみてくださいね。

 

Miyu
みゆう設計室代表・神戸の女性一級建築士。 母・主婦目線で家族の暮らしから住まいをデザインします。 ご飯が美味しくなった!と言われる家、家事負担を減らし、リラックス時間を楽しめる家の設計はお任せください。中学生兄妹、年子の母。 家族と家づくりとヴィッセル神戸が大好き。