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ヴィラ・マイレア(2)

ヴィラマイレアの内部、見学可能なのは、玄関、リビング、書斎、ダイニング。
1階のフロアのみです。ガイドさんもついています。
まだマイレのお子さん一家がこの家を使われていて プライベートな空間は見せられないから、という理由で見学スペースが決められているそうです。

でも、その点がとても素晴らしい。
住宅としての機能を失っていないのです。

住まいとして生きている。それを感じる住宅でした。

アアルトがつくりだした住空間の良さを伝えるべく公開していることにとても感謝しています。

 

外部を一周

 

外部は自由に見学ができましたので、一周ぐるりとまわってみます。

 

ヴィラマイレアの玄関

ヴィラマイレアの玄関

こちらは玄関。

随所に見られる、細い垂直ライン。
格子もよく見られますが、スチールの柱で垂直方向のラインを細く見せています。

それは日本の数寄屋に見られる線の細さへの憧れがあったそうです。
木製の引き戸をよく使われている点にも日本の木造建築への憧れを感じます。

 

力強く大地から延びる

 

蔦をはわせる支柱

蔦をはわせる支柱

アアルトの空間は、イタリアやスペインなどの影響も受けています。

力強く大地から延びる植物、蔦をはわせる支柱のラインのデザインも美しい。

あたたかく、生命力がある地域の力強さに憧れていたのかもしれませんね。

フィンランドは冬になると自然が凍ったようになり、陽もあたらない時間が増えますから。

 

有機的なフォルム

 

ヴィラマイレアの玄関ドア

ヴィラマイレアの玄関ドア

玄関ドアの取っ手のデザインが枝みたい。

アアルトのデザインは有機的だと言われるけれど
素直に「自然、植物」のフォルムを、かたちにしているだけなのでしょう。

 

水平連続窓、近代建築の象徴

 

水平連続窓。植物がたくさん。

水平連続窓。植物がたくさん。

花に囲まれたリビングの窓。
「水平連続窓」ですね。
近代建築の象徴的な部分。

アアルトは伝統的な部分も大切にしながら、自分のデザインと融合させているところも素晴らしいです。
どのお住まいも必ず伝統的な暖炉は組み込まれています。

フィンランドの環境に必要なものを大切に守りながら
住まいの近代化をはかったアアルトらしさを感じます。

 

伝統的な部分も丁寧に作られる

 

中庭とサウナ

中庭とサウナ

中庭を囲む、一番奥の建物はサウナ。
サウナは伝統的な作りのものです。同じように暖炉などの生活に必要なものは伝統的なスタイルを近代建築のスタイルと融合させています。

 

手を加えながら大切に住まう

 

その場に職人さんもいて、丁寧に工事中

その場に職人さんもいて、丁寧に工事中

一番高さが見られる部分は工事中。

少しずつ手を加えながら、大切に住まわれていることが分かります。
ヴィラマイレアの予約ですが、個人で申し込むには曜日・時間が限定されているようですが、団体であると交渉も可能みたいです。
本来は入れないはずの日に、一人だけなら他のグループの見学に入れるよ、と予約させてもらえました。
ほとんどの見学者が団体で、車やバスなどで日帰りで来られていましたが、ノルマルクの街にステイしてゆっくりヴィラマイレアを楽しむことをオススメします。そんなノルマルクの街についても改めて!!

 


villa mairea 1937-39
Pikkukoivukuja 20, 29600 Noormarkku
http://www.villamairea.fi/




暮らしから住まいをデザインする、母・主婦目線の家づくり。
兵庫・神戸で住宅設計をしている女性建築士、みゆうがお送りしました。

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Miyu
みゆう設計室代表・神戸の女性一級建築士。 母・主婦目線で家族の暮らしから住まいをデザインします。 ご飯が美味しくなった!と言われる家、家事負担を減らし、リラックス時間を楽しめる家の設計はお任せください。中学生兄妹、年子の母。 家族と家づくりとヴィッセル神戸が大好き。